企業の取り組み事例

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ピープルポート株式会社

〒222-0011 神奈川県横浜市港北区菊名6-14-7 美装マンション101
TEL.050-5328-8187

小型家電のリサイクルで日本の難民に雇用を創る

SDGsゴール達成

  • 1. 貧困をなくそう
  • 4. 質の高い教育をみんなに
  • 8. 働きがいも経済成長も
  • 10. 人や国の不平等をなくそう
  • 12. つくる責任 つかう責任
  • 16. 平和と公正をすべての人に

次世代リーダーからの評価点数:4.9点/5点

SDGs取り組み内容

<小型家電のリサイクルで日本の難民に雇用を創る>
経済的貧困、社会的孤立から抜け出せない日本の難民の問題解決を目指す。
「働く」と「学ぶ」を両立できる職場を創出する。
誰でも自分らしく生きられる「多文化共生社会」へ。


<SOCIAL IMPACT>
ピープルポートで働いている難民、人道配慮による在留許可を認められた方、庇護申請者の数を、ソーシャルインパクトとしています。
また、日々の業務後に無料の日本語教室も行なっており、彼らが日本社会に馴染んでいく上で重要な言葉の学習にも重きを置いています。
2019年末現在、3名を雇用(累計5名)しており、難民100名の受け入れを目標としています。


<どんな社会問題を解決するか>
経済的貧困、社会的孤立から抜け出せない日本の難民
日本にも、世界中から紛争や政治的迫害を理由に多くの人が逃れてきています。そんな彼らの多くは日本語が話せないため、就労の許可を得たとしても、ほとんどがアルバイトのような働き方で収入が安定しません。生活を安定させようにも日本語が話せないために、高い専門スキルを持つ人でも仕事の選択肢が限られています。無料の日本語教室もありますが、通うには仕事を休まなくてはならないため、「働くこと」と「学ぶこと」を両立できず、貧しい状態から抜け出せずにいます。
一方で、信頼できる日本人の友人もなかなか作ることができないため「日本での居場所」ができず、孤立した状況での生活を強いられています。


<どうやってアプローチするか>
「働くこと」と「学ぶこと」を両立できる職場の創出
フルタイムで働ける職場をつくると共に、毎日の終業後に日本語教室を開催することで、「働くこと」と「学ぶこと」を両立できる環境を作りました。
とはいえ、日本語の習得には時間がかかります。そこで、日本語が話せなくても即戦力となれるよう、パソコンや携帯電話など電子機器のリユース・リサイクル事業に焦点を絞りました。ピープルポートで働く難民は、パソコンの整備・修理を担います。整備後のパソコンは「ecoパソコン」として販売をしており、整備スキルの向上が事業のブランドならびに収益に直結するため、彼らが事業の中心となることができ、チーム一丸となってスキル向上を目指しています。

電子機器の回収は個人と法人を対象としており、「買取」を行なっています。特にリサイクル品は買取価格が数十円と安く、提供してくれる人にとって、あまりメリットになりません。ですが、積もり積もれば大きな金額に変わります。そこで、提供してくれた方に買取金額をお支払いするのではなく、買取金を「日本の子供の支援をしている団体へ寄付」する形を考えました。「いらなくなった電子機器が寄付に変わる」というモデルで、現在はパソコンの整備、販売が大きな割り合いを占めている「こども支援プロジェクト」として運営しています。

「難民が日本で働く」からには、難民の生活だけが改善するのではなく、日本の人々にも貢献することが大切です。この事業では「資源リサイクル」「子供の支援」という両面で日本社会に貢献しています。


<この事業が目指す未来>
誰でも自分らしく生きられる「多文化共生社会」を創る
祖国を追われた人たちが、避難先で安心できる仲間とともに自立した生活を送れるようにしたいと考えています。難民は、日本社会のお荷物ではなく、日本社会に貢献できる。まずはこのことを証明しないといけません。それによって難民でも「仲間」として避難先でも居場所を作ることができるからです。

人は皆個性を持ち、輝くことができると思います。ただ、地域や状況によってその方法が今までと違ったり、難易度が高くなったりするだけです。なので、ピープルポートはリサイクル事業だけでなく、様々な事業の運営を通じて、様々な難民が個性を発揮できる環境を創っていきます。

今、世界では6,000万人を超える難民がいると言われています。「避難先の国に貢献することを通じて、難民が貧困・孤立から抜け出し、自分らしくいられる場を作る」というピープルポートの取り組みを世界中に展開をしていくことで、どんなバックグラウンドを持つ人でも互いに認め合える多文化共生社会を実現していきたいと思います。

SDGsに取り組んだ経緯

学生の頃より戦争・紛争に関心があり、学生の時からカンボジアに渡航するなどしていました。差別、偏見をなくすための事業に5年間携わったのちに、母国で戦争や政府から迫害から逃げてきた難民の方たちのための事業としてピープルポートを設立しました。

経済的貧困、社会的孤立から抜け出せない日本の難民の問題解決を目指す。
「働く」と「学ぶ」を両立できる職場を創出する。
誰でも自分らしく生きられる「多文化共生社会」へ。

企業PR

<URL> https://peopleport.jp/

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SDGsログからの一言

小型家電のリサイクルで日本の難民に雇用を創るだけでなく、難民の方々が日本社会への貢献として「子供の教育支援」を実現する事例です。
NPOへパソコンを寄付⇒ピープルポートが回収・整備・修理・販売⇒収益(買取金額相当)をNPOに寄付というスキームとなっており、整備・修理の過程で難民の方々への雇用を創出し、収益で子供の教育支援ができる事業となっています。
寄付⇒難民の雇用創出⇒日本社会への貢献(子供の教育支援)⇒更なる支援企業の増加という好循環が期待でき、サービス利用企業においても社会貢献活動として利用することができます。

次世代リーダー総合評価